Request7.床ドン(tn ver) ページ31
ぽるさんリクエスト[ｔｎ様で床ドン、少しドロドロしたもの]※ピンク
『どーん！』
「おわっ！」
あなたは彼の不意を突いて彼の肩を雪崩れるように押し倒した。
彼のお腹あたりに跨り、彼のシャツのボタンを外して服を脱がしていく。
「……」
いつもなら動揺しながら慌てふためく彼の様子を楽しむことができるというのに、今日はなんだか大人しい。
『無抵抗なんて珍しいじゃん』
あなたは彼の肩の上あたりに右手を着いて、左手の人差し指で彼の顎を持ち上げ揶揄うように笑う。
さぁ今日はどんな照れ顔を見せてくれるのかな、と彼に口づけを落とすべく、あなたが彼のお腹から腰を浮かせて床に着けた掌に体重をかけた、そのとき。
『きゃっ……！』
彼に腰を掴まれそのままひっくり返される。いつもあなたの下で真っ赤にしている彼の顔は今はあなたの上。形勢逆転だ。
「いつもいつも、やられっぱなしではいられんわ」
機会を伺っていたのだろう。憎たらしい顔で微笑まれているのに何故かゾクゾクしてしまう。
あなたが脱がせたシャツの隙間から彼の鎖骨が覗く。こくりと上下した喉仏が色っぽい。
「……期待したような顔すんなや。歯止め効かんくなるやろ」
『そんなこと言われたって………』
期待してるんだから、仕方ないでしょ。
「っ、あほ……！」
刹那、彼の紅い瞳に獣のような荒い煌めきが走り、あなたに噛みつくようにキスをした。
頬を両手で覆い、口内を舌でねっとりと弄って息継ぎを許さない濃厚なキス。
あなたが生理的な苦しさと上ってきた快楽に涙を溢すと彼の唇が離れる。つぅ、と透明な糸が伸びた。
「はっ……そない良かった？顔、とろとろに溶けてんで？」
そんな意地悪さえあなたを高ぶらせる。いつもと逆の立場にあなたが興奮しているのは間違いなかった。
あなたに跨る彼があなたの腕を床に縫い付け、全身にキスを降らせていく。リップ音だけでゾクゾクが背中を駆け抜けてしまう。
『……っ』
無意識だろうか。時折彼の滾ったモノがあなたの身体に擦り付けられてあなたは期待感に身体を震わせる。
下腹部が甘く疼いて彼を欲した。
「なぁ、腰、動いてんで？もう我慢できへんの？やらしいなぁ……Aは」
そういう彼の額にも汗が滲んでいて、弧を描く唇の端に情欲が浮かぶ。
欲しい、とあなたが羞恥に耐えながらねだれば下腹部に渇望していた愛を注がれて、あなたは甘く深い快感に溺れた。
リクエスト有難うございました！
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緑黄色野菜(プロフ) - キルさん» 喜んで頂けて嬉しいです〜！！書くの凄く楽しくって！リクエストありがとうございました！これからも頑張ります！ (5月11日 6時) (
レス) id: ae06c5e6e2 (このIDを非表示/違反報告)
キル(プロフ) - リクエスト書いてくださりありがとうございました！最高すぎました！想像していたものより何倍もすごくって、かっこいいっっ！！ってなっちゃいました！わたしピンクなのめっちゃ好きなので、めっちゃ嬉しいです！これからも更新応援してます！ (5月10日 23時) (レス) @page37 id: db14baf272 (このIDを非表示/違反報告)
緑黄色野菜(プロフ) - あくのさん» わぁ、ホントですか！？よかったぁ！！ちょっとやりすぎたかなと不安になっていたので喜んで頂けて私も嬉しいです！ (5月3日 17時) (レス) id: ae06c5e6e2 (このIDを非表示/違反報告)
あくの(プロフ) - ドロドロいいですね...！！！ここまで甘いお話書いてくださる方があまりいないのですごくうれしいです！！ (5月3日 13時) (レス) @page33 id: f9355a1561 (このIDを非表示/違反報告)
緑黄色野菜(プロフ) - りずさん» リクエストありがとうございます！可愛いお話だなんて、嬉しくて嬉しくて(照)甘さマックス、挑戦させて頂きます！ (5月1日 0時) (レス) id: ae06c5e6e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緑黄色野菜 | 作成日時：2024年3月25日 0時
